スマートキャンプの20卒エンジニアの高砂です!
新卒入社後、スマートキャンプでは2週間の全体研修と1ヶ月のエンジニア研修に参加しました。
本記事では、後者のエンジニア研修について紹介させて頂きます!
研修目的
「一定以上のレベルで実務に貢献できる技術力」を身につけること
ベンチャーでは「OJTで学んでいく」というのも一般的です。
しかし私の場合は先輩社員と相談した結果、研修中はメンタリングをして貰いながら実務とは直結しない個人開発で技術を学び、研修後に実務に貢献できるようにじっくり成長する事にしました。
それによって、実務に用いる技術を網羅的に学ぶのが狙いです。
OJTではない分、目指すレベルは高く
OJTとは違って実務に貢献できない分、目標とするレベルは高く置く事にしました。
具体的には、
- タスクを渡されたらすぐに実装イメージが思いつく状態
- 書いた内容は自信を持って説明できる状態
の2点を達成するのを目標としました。
研修内容
1ヶ月でAsanaを再現
私の配属先ではフロントエンドにVue.jsを用いています。
今回の研修ではそこに強みを持って貢献できるよう、幅広くフロントエンド開発が行えるテーマとしてAsanaのクローンアプリを採用しました。
具体的には、このサービスのリスト画面(メイン機能であるタスク管理画面)をフロントエンドのみ再現していく開発内容です。
このような複雑なUIの設計/開発を通して、Vue.jsで出来る事を増やすのが狙いです。
実際の開発結果
結果、1ヶ月の開発でタスク管理ツール「jinli(チンリー)」が完成しました。
デモサイトとしてデプロイもしてあるので、是非ご覧ください。
研修による成長
Vue.jsでの開発に自信が持てるように
入社前もVue.jsでの開発経験自体はありましたが、「触った事があるので調べればなんとか開発できる」程度でした。 その為、自信を持って開発が出来た事はほとんどありませんでした…。
しかし、研修後はたくさんの機能開発を通じて「すぐに実装イメージが思いつき、開発後は動く仕組みを説明できる」というようになれました!
Vue.jsでの開発も少し自信を持て、積極的に実務に貢献しようと思えるようになれました。
質問・相談の質が向上
また副次的な効果として、研修中の先輩社員への質問・相談を通じてその質が向上しました。
具体的には、質問・相談の目的が明確になり、その為に必要な情報の事前共有およびその具体性を高められるようになれました。
自分も先輩社員も時間が限られている中で、いかに効率的に教わっていくかという事を意識した結果、質問・相談の質を向上させられました。
研修を踏まえて今後どうするか
習得した技術を中心に事業へ貢献
まずは研修の本来の目的である「実務への貢献」を目指し、Vue.jsを中心に自分の技術力を最大限発揮していこうと思います。
質問・相談はより具体的に
また今後も周りから教わって成長していくにあたって、質問・相談の質をより向上する事は必須だと考えました。
その為、その具体性をより高めて相手に伝わりやすいように共有する事を意識します。
その機能の将来を考えて設計・開発
そして研修中に上手く出来なかった事としては、これが挙げられます。
例えば「この実装で動くからこれでいいや」と安易に設計/開発した後、「あの時こういうデータ構造にしていれば良かった…」という後悔を何度かしてしまっていました。
なので今欲しい機能だけではなく、「将来的にこういう機能が欲しくなるだろう」という予測も頭に思い浮かべながら、それに適切な設計・開発を選択していくという事を出来るようになろうと思いました!
最後に
以上が、私が1ヶ月のエンジニア研修で行い、学んだ事となります。
本記事がエンジニアを志している学生や、新卒研修を検討しているエンジニア、そしてスマートキャンプを興味を持ってくださっている全ての方の参考になれば幸いです😊
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