スマートキャンプのエンジニア井上です!
本記事は「スマートキャンプ Advent Calendar 2019 - Qiita」の9日目の記事です。
先日、B2B SaaSエンジニアMeetup - Sharing Issues というイベントを弊社で開催させていただきました。 今回は今年1年でやりきったこと・反省点、来年こそは○○するぞ!というテーマで開催しました!
忘年会ということもあり、ビールを片手に課題を語り・聞くという不思議で楽しい会でした 笑 参加者も前回に引き続き40名強もの方にお越しいただき、とても充実した会でした!
私も主催者でありながら、ただの1参加者として発表に聞き入ってしまい、途中司会業を忘れかけるようなこともありましたが、無事イベントは盛況のうちに終わりました。 このSharing Issuesというイベントをどのよう意味で作ったかは下記で紹介しています。
今回も前回と同様どのような登壇内容だったかイベントレポートを書いてみました!
前回の内容はこちら
- 「2019年のANDPADの開発を振り返る」 株式会社オクト VPoE 下司さん
- 「Gitでのチャットコミュニケーション」 株式会社マネーフォワード 内西さん
- Anyflow株式会社 CEO 坂本さん
- 「ドキュメントを 組み込んだ 開発プロセス」株式会社スマートキャンプ 徳田
- 「ミニマムで始める承認フロー設計」A1A株式会社 曽根田さん
- 「顧客の要望を消化する開発から脱却して本質的な課題を探す開発へ」株式会社ヒューマンキャピタルテクノロジー CTO 鹿島さん
- 「特別対応をするのか、仕様を守るのか」クレコンリサーチ&コンサルティング株式会社 三内さん
- 株式会社ビットジャーニー 代表取締役 井原さん
- 「SaaS1年生の私達がたどり着いたプロダクト開発の進め方」株式会社オープンエイト 取締役 古山さん
- 全体通して
「2019年のANDPADの開発を振り返る」 株式会社オクト VPoE 下司さん
感想
開発チームのアウトプットとして登壇を多くしようという試みについて語っていただきました。 うちも、どんどんアウトプットしていきたいと感じた刺激になる内容でした!
「Gitでのチャットコミュニケーション」 株式会社マネーフォワード 内西さん
概要
- チャットコミュニケーションがなぜ大切なのか?
- みんな褒めあったほうが楽しい
- 他の人が見る2度手間を省く
- 実践していること
- わからないことは聞く
- 確認したいこと残す
- 常に感謝の気持ちは忘れない
- わからないことは聞く
- 自分がわからないことは他のレビュワーもわからない
- 確認したいことは残す
- レビュー時間を短縮したい
- 見るだけでわかりやすいレポートを残す
- レビュー時間を短縮したい
- 常に感謝の気持ちは忘れない
- 時間をさいてレビューしてもらってる
- レビューしてもらえるのは嬉しい
- 感謝の気持ちは伝えるべ き
感想
チャットでのコミュニケーションは必要事項を伝えて終わりになりがちですが、感謝や配慮をすることでチャット上でも有意義で楽しいコミュニケーションがとれるという貴重な学びがある発表でした。
Anyflow株式会社 CEO 坂本さん
概要
- AnyflowProduct紹介
- Anyflowエンジニア紹介
感想
急遽、 CEO 坂本さんに登壇していただきました! Anyflowというプロダクトがどのようなものを解決するか、エンジニアとしてどんな人が働いているかを紹介していただきました!
「ドキュメントを 組み込んだ
開発プロセス」株式会社スマートキャンプ 徳田
概要
- ドキュメントを組み込むとは?
- ドキュメントをもとに意思決定する仕組みを構築する
- PRDとは?
- DesingDocとは?
- ドキュメントの意義
- 必要なものを正しく作れる
- PRDをPdMが確認することで仕様漏れをふせぐ
- 正しい情報を未来に残せる
- PRDにより仕様の意図を
- DesingDocにより設計の意図を
- 必要なものを正しく作れる
感想
PRD、DesignDocがどのようにくみこまれるか、そして、なぜ必要なのかをわかりやすく説明してもらいました。 コミュニケーションコストを減らす手段として有効だなとあらためて感じました!
「ミニマムで始める承認フロー設計」A1A株式会社 曽根田さん
概要
- RFQについて -BtoBSaaSのあるある機能
- 承認ワークフロー機能について
- BtoCであまり経験しない機能の1つ
- 承認ワークフローの概念について
- RFQにおける承認ワークフロー機能について
- 要求
- 最初に犯した3つの失敗
- 最初に犯した間違えた設計
- 失敗から生じる辛さ
- 承認ワークフロー機能を満たすための設計
- まとめ
感想
承認系の処理はその場は良い実装にみえても、後々を考えると多様な権限が増え、負の遺産ができがちです。 自分も実装するときはすごく考えるところなので、共感しかありませんでした。
「顧客の要望を消化する開発から脱却して本質的な課題を探す開発へ」株式会社ヒューマンキャピタルテクノロジー CTO 鹿島さん
www.slideshare.net
概要
- 大量に寄せられる顧客要望
- 開発責任者として参画したエンジニアの私
- 要望溜まってる
- 対応したら複雑な方にしか機能が進化しない
- 作ったのに使われていない
- そこで課題の抽象化
- 顧客の課題集め
- KPIベースでの改善が回るように
- 次なる問題
- ステークホルダーの課題が合わない
- 開発が見てる課題はごく一部
- 主要メンバーの目線合わせ
- 課題の目線合わせ合宿
- 事業で合意した課題がリストアップされるように
感想
ユーザーの課題や言われたとおり作った機能で要求が満たされるかはあるある話でとても共感できる話でした。 その対策として合宿を行ってしっかり目線をあわせに行く行動力が印象的でした。
「特別対応をするのか、仕様を守るのか」クレコンリサーチ&コンサルティング株式会社 三内さん
概要
- 顧客からの要望を分類しました
- 製品の標準機能であってもいいが全社は使わない要望
- その顧客限定の機能要望を受けた場合
- 製品の標準機能であってもいいが全社は使わない要望を受けた
- 個人的結論
- 製品の仕様は心を鬼にして守るべき
- それでも特別対応になる場合はある
感想
様々な要望を受けるエンジニアとして最後の砦となってプロダクトを守るという考え方はとても共感できるものでした!
株式会社ビットジャーニー 代表取締役 井原さん
感想
つらい経験をしながらも前向きに捉えながら進んでいきサービスを成長させていく話をしていただき、自分も楽しく話を聞きながらとても刺激になりました。
「SaaS1年生の私達がたどり着いたプロダクト開発の進め方」株式会社オープンエイト 取締役 古山さん
概要
- チーム編成
- 開発手法
- プロダクトロードマップ
- UI・UX改善
- 開発フローについて
- リリースされたプロダクト評価について
感想
現在のフェーズにおけるプロダクトロードマップの考え方や、開発の流れ・それぞれの業種ごとの声をいかに拾うかなど、勉強になる話がとても多い内容でした。
全体通して
今年1年でやりきったこと・反省点、来年こそは○○するぞ!というテーマで開催しましたが、それぞれ、改善したいことや良くしたことなどで似てるけど違う課題や解決方法があり、とても有意義な時間でした!
次回も多くの課題と解決方法をシェアする場所として続けていきたいと思います。
次は2月開催を目指しています!
次回のスマートキャンプ Advent Calendarはなうりばこと今川の記事です!お楽しみに! qiita.com